アイドル備忘録

忘れたくないことを書いておく場所

2018年3月5日に起きたこと

2018年3月5日から一晩明けてまだ、自分の気持ちの整理が付かないまま今の気持ちを記します。
ブログを書いたところで気持ちの整理がつくわけではないですが、なんとなく。

昨日、私の大好きな、5次元アイドル応援プロジェクト
ドリフェス!R」のアプリ、筐体、そしてキャストの活動の終了が告知されました。

プロジェクトが発表されてから2年半。書ききれないくらい、色々なことがありました。

最初はアイカツ!の男の子版だ〜なんて気軽な気持ちで興味を持って、グローリーストーリーのPVを見て心臓を撃ち抜かれたこと。
プロジェクトの告知PVのキャストのあまりの演技の初々しさに度肝を抜かれたこと。
アプリが配信されてすぐ狂ったように遊びまくって、ツイッタースクリーンショットを連投したこと。
アニメイトにドリカのガチャガチャを引きに行って必死にコンプリートしたこと。
通販で買ったドリカの封筒の「D-four production」の文字にはしゃいだこと。
初めてキャストのイベントに行ったこと。
キャストのファンになったこと。
(これだけでブログが終わりそうなので中略します)

アニメ1期、2期。
ファンミーティング、リリイベ、上映会、ライブ。

何より、DearDreamに出会えたこと。
大好きなKUROFUNEに出会えたこと。
どんな時もドリフェス!から沢山のパワーをもらえたこと。(ドリフェス!のおかげで昇給しました)

二次元と三次元が同時進行で活動していくというコンセプトだったから、どちらも追うのは時間的にも金銭的にもキツく感じることもありました。
それでもとにかく、ドリフェス!の現場は楽しかったです。
リアルタイムで成長を感じることができて、いつでも新鮮な発見や変化があって、キラキラで溢れていたから。


そんな中で不安になる場面もありました。
伸びないアプリのアクティブユーザー。
知名度の足りなさ。
円盤の売上の低さ。
キャパが埋まらないイベントもあった。

でもキャストがことあるごとに言っていました。
「こんなに可能性に満ち溢れたプロジェクトどこにもない」って。
私もそう思っていました。

色々あったけど、彼らは二年半でパシフィコ横浜に5000人のお客さんを集めました。凄いことだと思います。
そこでセンターを務める石原壮馬くんが「後悔のないように全力で歌ってください!」と言って、私たちファンはとある曲を合唱しました。
曲名は「シンアイなる夢へ」。アニメドリフェス!1期のエンディングであり、DearDreamそのもの、ドリフェス!プロジェクトそのものを表現した曲です。

私はいい歳をした大人だけど、大声で歌いました。

『目指す場所は遠い方がいい 何も知らない僕らだけど』
『叶わないと思うくらいなら わからないまま出遭いたい』

彼らはツアーの時点で、ドリフェス!が終わってしまうことを知っていたそうです。
いったいどんな気持ちでこの曲を私たちと歌っていたんだろう。
そんなことを考えると、ひとしきり泣いたはずなのにやっぱり涙が止まりません。

ドリフェス!が終わってしまう。
たくさんの人たちに愛されて、無限の可能性だけ残して、「一旦」「区切り」がついてしまう。
終わりという言葉や解散という言葉を使わずに、彼らが無理に張り付けたような笑顔で、少し目を赤くしながら伝えてくれたその結末はあまりに残酷であっけないものでした。

新しく決まったこともたくさんあります。
DearDreamの2ndアルバム。
KUROFUNEの3rdシングル。
1stツアーとバトルライブの映像化。
そして、「ひとつの」夢であった武道館ライブ。

嬉しいけれど、あまりに急なフィナーレすぎて素直に喜べませんでした。
一番つらいのはキャラクターとずっと一緒にいたキャストのはずで、悔しくないわけ、悲しくないわけないと思うんです。
それでも、特番のタイトルになっていた「サイコーの先へ」行こうとファンに呼びかけてくれる。
私も最後まで悔いのないようにドリフェスのことを、彼ら14人のことを応援したい。
だけど私は未練たらしく、違う形の「サイコーの先」が見たかったと思ってしまいます。

何年かかってもいいから、武道館の次はドームに行きたかったし、海外でライブだってしてほしかった。
不安な気持ちには蓋をして、それができるって思いこんでいた。
1年前に戻れたならまだ何か違ったかな。何かできたかな。
分からないけれど、彼らの夢をここで終わらせたくなかったな。

そんな風にぐるぐる考えていたら、落ち着かなくてこんなブログを書いてしまいました。
今はまだ前を向くことはできないけど、武道館までに自分なりにドリフェス!への恩返しがしたいと思っています。
きっとお返ししきれないだろうけど。