アイドル備忘録

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ドリフェス!が終わらない未来を迎えることは可能なのか

3/5から10日が経ち、少しまともに日常生活が送れるようになってきました。
ふとした瞬間にやるせない気持ちに襲われますが…。

この10日間のうちに数々のドリフェス!のファンによって思いの丈をつづったブログが投稿されたり、布教活動や企画・署名の呼びかけなどが行われました。
私にとってドリフェス!が代わりの利かない特別なものであり、また他の方にとっても同じ存在であったことがわかるだけで救われる気持ちでした。
その中で自分の気持ちもまた変化していき、今ファンとしてすべきこと、出来ることは何かを模索する日々を送っています。

そこであらためて今、ドリフェス!とファンの置かれている状況を整理しつつ、ドリフェス!が終わらない未来を迎えることは可能なのかを今一度整理しながら考えてみようと思います。

 

★そもそもドリフェス!にとっての「終わり」とは何か?

はっきりと公式から提示されていることは以下の通り。

・DCDの稼働終了
・アプリのサービス終了
・武道館ファイナルライブでの3次元DD・KFの活動の区切り

つまり現状、2次元・3次元ともにプロジェクトを完全に畳むつもりだと私は思っています。
キャラクターのTwitterアカウントはどうなるかわかりませんが、普通に考えるとそういうことじゃないかなと。
※これは私の個人的な受け取り方ですが、「一旦」「区切り」という言葉を使ったのはスタッフやキャストの優しさではないかと思っています。完全に終わらせるつもりでなければわざわざキャスト全員の口から語るのも辛いことをあのような形で発表なんてしないのでは…

2次元のDD・KFは向こうの世界で、武道館が終わっても次の目標に向けてアイドルとして活動し(まさか解散なんてしないでしょう)、3次元のキャストは本来の俳優業に戻りそれぞれの道で頑張る。
これが今提示された、一番綺麗な終わりを迎えるドリフェス!の物語なのだと考えて話を続けます。

ドリフェス!が終わらない可能性を考えてみる

バンダイナムコランティスの合併、それに伴い新しいPJが立ち上がっていることを考えると根も葉もない言い方をすればドリフェス!PJは先がないという判断を下されバッサリ切られたのではないかと思います。(あくまで予想です)
極端なことを言えば、運営が手放すのはもったいないと思える「収益」が「今後も」「継続的に」見込めれば何かしらの措置を取ってもらえるのではないでしょうか。

数字的なものも含めて、ドリフェス!PJが終わってしまった大きな理由としてまず「圧倒的なファン母数の少なさ」が挙げられると思います。
私も自分の課金額やCDを積んだ枚数、グッズの購入額などを悔やみましたが、悔しながらそれが過去の自分の限界であり、仮に決して多いとは言い切れない数のファンが無理をして買い支えをしてもそれが長続きしないとなると、やはり現実的にコンテンツの未来に繋がることとは言いにくいのではないでしょうか。

アプリで言えば100人が無理をして重課金をすることより、10000人の人がそれぞれ微課金をしてくれた方が長い目で見て存続の可能性が高まりますよね。
今アプリのアクティブユーザー数は約5000人だと言われています。倍に増えても10000人。他のゲームに比べてもやはり、少ない数字です。

今後の継続的な収益を見込めるような新しいファンを増やす。
しかも、終わりが宣言されているコンテンツで。
普通に考えれば無茶なことだし、難しいことです。


★可能性は0なのか?

残念ながら現状を鑑みると0に近いのではと思います。

ただ、今の時点ではまだアプリも5/1までは続きますし、武道館の日程も発表されていません。各種コラボ、新規CD、映像も発売が決まっています。
事実だけで見れば「まだ」終わっていません。

可能性がまったくの0とは限らない。ここではそう仮定します。

★「ドリフェス!が終わらない未来を迎えたい」という気持ち

ここからはあくまで私が考える可能性の話です。
夢物語のようなことを言っているのは分かっていますが私はやっぱり「ドリフェス!が終わらない未来」を迎えたいので無理にでもこの先の話を考えてみます。

もしドリフェス!が続く可能性が0ではなく0.1%でも存在するならば、その可能性に賭けてみるのも楽しいんじゃないかと思うのです。
それがプロジェクトの存続に直接繋がらなくとも、終わりが来ることをただ黙って受け入れるより、最後までドリフェス!を精一杯楽しんで応援して、その結果新しいファンが増えたり(どのみち武道館は埋まってほしいのでここは切実)何か今より少しでもいい結果が訪れる未来になればいいなって。

もともとドリフェス!知名度が低く、名前を知っている人はいても実際にアニメやアプリに触れたことがある人は少ないと思います。
そういう人に知ってもらうチャンスだと考えて、本当に終わりが来るその日まで、ドリフェス!のことを盛り上げていきたい。それがたとえ結果に反映されなくても。

前述したとおり、状況として無理があることも、このまま終わることが一番綺麗な結末だということも分かっています。だからこの考えが正しいとは思っていません。
でも同じ気持ちでいる方がいたならば嬉しいし、そういう方と同じ方向を向いてドリフェス!にエールを送り続けたいなとは思っています。

これは自分に言い聞かせるために書いてることでもあるんですが、ドリフェス!のファンって、学生さんから主婦の方まで、男性から女性まで、趣味嗜好まで本当にバラバラです。だからアイドルを応援するスタンスだって違って当然なのです。
それぞれが色々なことを考えて色んな方向を向いて動いていて、それも「らしいなあ」って思うんですが、でももう残り少ないドリフェス!ファンとして過ごせる大切な時間を、可能ならば明るく、楽しく、前向きに過ごしたい。
私もまだまだ毎日ネガティブな思いを吐き出してしまっているので何を言ってるんだって思われてしまいそうなんですが、ドリフェス!へのエールってそういうキラキラした気持ちで送るものだよなあと、最近のTLを見ていてなんとなく思ったんです。

とにかく、ドリフェス!ってこんなに楽しいよ、こんなに面白くて、こんなに元気をもらえるんだよっていろんな人に伝えたい。だから参加できる企画にはお祭りのような感覚で参加します。
ドリフェス!が終わらない未来」の存在を最後まで信じていたいから。

これが、3/5から10日間経った今の自分の素直な気持ちです。




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