アイドル備忘録

忘れたくないことを書いておく場所

大好きなコンテンツがあと10日で「ファイナルステージ」を迎えます

5次元アイドル応援プロジェクト「ドリフェス!」の“一区切り”、そして“ファイナルステージ”が発表された3/5から、半年以上が経とうとしています。
泣いても笑っても、あと10日後には自分は日本武道館にいるのだと思うとまだ信じられない気持ちです。
キャストのドリカ配りからはじまり、アプリ、ファンミーティング、アニメ、データカードダス、ライブ、外部イベント… 約3年の間に本当に色々な思い出があります。

他の人気女性向けコンテンツに比べると大成功とは言えなかったかもしれない。
実際ドリフェス!の大きな柱であるアプリがサービスを終了してしまったことが全てだと私は思っています。
とても悔しいことではあるけれど、そういう意味では愚直で不器用で、あまり上手な売り方ではなかったなあと、ファンながらに感じていました。

でも、思っていたよりは悲観的にならずに過ごすことができたのは、「このコンテンツのファンでいられてよかった」と思えるような半年間だったからだと思います。
ファンの

トピック「私と『ドリフェス!』」 - はてなブログ

というそれぞれの思いの丈がつづられたブログがはてなブログでホットエントリーに入ったり、署名活動、布教活動も多く見かけました。
そのおかげか、3/5の“一区切り”宣言の後にファンになったという方も多く見かけます。

公式側も、最初こそ「FINALSTAGEproject」と銘打って予定を告知していましたが、その後は「武道館ライブ」という呼称に切り替えていましたし、それこそ怒涛のコラボイベントとグッズの連発で、逆に今までで一番ファンとして忙しく過ごした半年だったかもしれません。
キャスト側もファンを気遣ってか、「最後」「ファイナル」というような、終わりを実感させるような言葉は選んで使わないようにしていてくれたのかな、とも思っています。 いつき役の太田君がいつもの調子で「武道館で待ち合わせね」と何度も発言してくれたことも、まさに今回の武道館公演が決して悲しいお別れではないということをファンに伝えてくれていたように感じました。

ドリフェス!というコンテンツは、内側、つまり私のようなファン側から見える姿と、外側、そもそも5次元という表現自体になじみのない方では見え方が全く違うコンテンツだと私は思っています。
2次元と3次元の活動それぞれに多面的な魅力があって、それらが作用しあって、ファンも含めて極めて「リアル」に成長していくコンテンツ。
これまで好きになったどのジャンルより、ファンとしてこのコンテンツの一部の中に自分が存在している、自分がこのプロジェクトの当事者であるという感覚が強いです。
それはドリフェス!が、5次元アイドル“応援”プロジェクトという芯を貫き通した結果だと思っています。

そもそも、ファンとアイドルは他人です。
でも他人であり、そこに圧倒的に距離があるからこそ、こんなにも自分のことのように彼らを愛して、熱く応援できるのだと思うのです。
ドリフェス!を応援している間、自分は2次元においても3次元においてもどこまでも他人で、どこまでも純粋にファンでいられました。
それは長いこと様々なアーティストのファンをしてきた自分にとって理想の姿でもあったんです。

そんな理想が、抗えない現実によって10/21で“一区切り”がつきます。
未だに武道館に向けて、自分はどんな心構えをしていけばいいのかわかりません。
武道館の後もグッズ発売やコラボカフェの予定は続きますし、サービス終了したはずのアプリは中国版で事前登録がはじまっています(いつ配信予定なんだろう)。
そもそもDearDreamもKUROFUNEも解散とは言われていません。

ただ、私たちから見える形で、彼らの夢の続きを応援することはできなくなってしまうのだと思います。
なので、「終わりじゃない」「新しいスタート」そんな表現を聞いても、今の私には綺麗事にしか聞こえないんです。
“一区切り”という言葉の優しさに、何かしらの可能性を信じてしまう。
だからこそ署名をお願いしたりや布教活動を頑張ったり、必死に抗ってきました。
公式側から提示されている“一区切り”を素直に受け入れないことが果たして正しいかどうかは分かりませんし、これはファンとしてのエゴでもあると思います。
でも簡単に心の整理はつきません。こんなに目前に公演が迫っても、まだ、です。

迷いだらけの心の中、ただ一つ間違いなく言えることはキャラクター7人とキャスト7人、合わせて14人で作り上げるドリフェス!の世界を1人でも多くの方に見届けてほしいということです。
20日はまだ普通にチケットを購入することができる状態ですし、21日は一度完売した後に機材席が解放されこれも普通にチケットが購入できます。

www.dream-fes.com

譲渡もたくさん出ています。なかには定価以下のものもあります。

もし、このブログを読んでいる方の中でドリフェス!のことを良く知らない方がいたとしたら、1期2期ともにバンダイチャンネルで無料配信中のアニメを見てほしいです。


これだけだらだら書いて結局それかよって感じなんですけど、それなんです。
“一区切り”が終わりなのか終わりじゃないのかまだ分からないままですが、とにかく彼らの活動を多くの人の目に焼き付けてほしいです。

ドリフェス!のアイドルは作品の中で、『アイドルはみんなを明日に連れて行けるような存在』だといっています。
今回の武道館公演のタイトルは『ALL FOR TOMORROW!!!!!!!』。

私は会場いっぱいの人たちと10/21を超えた10/22に、明日を迎えることができたらと思います。